2008年木のキーワード

1.地震に強い木材

   木造住宅は地震のたびに被害を受けてきました。
   しかし全ての木造住宅が弱いわけではありません
   きちんと耐震性に配慮すれば鉄骨造や鉄筋コンクリート作りよりも
   地震に強い木造住宅を作ることは可能です。
   一体耐震性に配慮した住宅とはどのようなことをすればよいのでしょう?

   ●十分な量の耐震要素を適切な位置に置く
     方法:耐震要素とは筋かいや合板などの面材料を使用してその周囲を釘などで
        柱や梁に打ち付けたものと使います
         筋かいはつっかえ棒として働き、面材料は四角形の壁を維持する働きをします
         これがバランスよくあることで住宅の耐震性が高まります

   注意点として:
    @木造住宅は火がつくと燃えやすいので
     外壁にはモルタルなどの不燃材料で覆うことになっています
      これが地震によってはがれ大火災が発生することも少なくありません
      外壁がはがれないようにすることが必要です
    
    A木は腐ったり白アリに食われたりすることがあります
      そんな場合木造住宅の耐震性は何年かたつと低くなってしまいます
      このため自分の住宅を絶えず点検することも重要です
        
(耐震要素が足りない場合は耐震診断をしてもらい必要な場合は補修工事をしてもらうこともできます)



2.環境にやさしい木材

   近年、地球の気候が急激に変化しています。
   地球温暖化は自然現象ではなく石油・石炭などの化石燃料の使用と
   森林の減少が原因です 
   しかし単なる森林、.木材の伐採や利用は二酸化炭素の増減には関係ありません。
   石油・石炭を燃やすと大気に二酸化炭素が排出され、
   樹木は光合成によって二酸化炭素を吸収し炭素を体内に蓄え続けることから
   温暖化を防ぐ動きがあります
   森林から得られる木材も燃やせば二酸化炭素になりますが
   木材はもともと大気中の二酸化炭素を取り込んだもので
   森林が育つにしたがい二酸化炭素は吸収されます

   温暖化防止のためには
   @化石燃料の使用を控え二酸化炭素の排出を減らす
   A森林を保全し二酸化炭素の排出を減らす
   B森林を回復、拡大して二酸化炭素の吸収を増やすことが地球規模で必要です。

   では、環境にやさしい住宅とはどんなものだと思いますか?

   やさしさを総合的に評価する手法の一つに
   ライフサイクルアセスメント(LCA)があります
   ライフサイクルの全工程で製品を環境面からみた手法で
   評価で指数が低いほど環境にやさしい製品と判断されます.
   住宅は木材やコンクリート、鋼などさまざまな材料で作られ
   主材料別に工法が分類されています
   日本建築学会がまとめた「建物のLCA指針」より
   工法別に二酸化炭素の排出量を求めてみると
   住宅を建てるなら、建っている間は木が吸収したCO2を炭素の形で
   木材中に溜め込んでおける木造住宅が最もやさしいこと
   さらに使用期間が長ければ長いほどやさしくなることが分かりました




3.頭の良くなる木材
   子供にとって学校での活動は緊張を強いられるものです。
   教室の内装木質化が高い学校ほど授業中の子供の疲労は減るというデータがあり
   子供だけではなく教師も木造校舎のほうが疲労が少ないことが分かっています。
   木造校舎には精神的なストレスを緩和しやる気を持続させる雰囲気があり
   木質環境の豊かな教室には室内の気候を好ましい状況にします。
   健やかで情緒豊かな人間性の育成をはかるためにも
   校舎には豊かな木質環境が形成されることが望ましいのです。
   木と触れ合うこと木による物作りは創造力・計画性・協調性・集中力・持続力など
   高い教育効果が期待されます。
   木は人をあたたかく、夢中にさせます。





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